Designship 2019 に参加しました

はじめに

Designshipはデザイナー向けの国内最大級のカンファレンスです。東京国際フォーラムで11/23-24にかけて開催されました。そちらに参加してきましたので、感想等記載します。なお、1日目は体調を崩し参加できなかったため、後日アーカイブを確認の上、追記します。

Emptiness と Simplicityについて

原研哉氏の発表、「日本について」で触れられていた概念です。日本の文化は一見西洋のシンプルと似通っているように見えますが、実際はEmptinessの概念であり、別のものであると説明されていました。

Emptinessはそこに何もないことが、そこに何かが来る可能性があること、ないことが意味を持つというような説明がされていたと思います。一例として、四方を区切った空間を代といい、その空間はEmptyであるため、神が宿り得る、その上に屋をおき、屋代としたという話はとても印象的でした。

日本の文化に対する深い理解に裏打ちされたとても素敵な発表でした。氏の著作である「白」という本にも興味を持ちましたので時間を見つけて読んで見たいと思います。こちらの発表だけでも参加したかいがあったそう思えるセッションでした。

白

弱みが強みになりえる

いくつかの発表の中でたびたび出てきていたように思います。例えば、 「自身の弱みを武器にしたソーシャルイノベーション」を発表された福岡さんは自身の吃音と向き合い、今はその問題に携わるような仕事をされています。また、「なるほどデザイン」の筒井さんは書籍の執筆内容が苦手だったからこそ、どのように対処すれば良いかを考え続けた結果、書籍にまとめられるまで言語化できたという話がありました。

ともすれば苦手な分野は敬遠しがちですが、苦手と感じるということは何となくできる状態とはことなり、意識して課題点と向き合わなければそのことはできません。それは見方によっては、課題点を言語化し他の人に共有しうる貴重な資質になりえるのだなと理解しました。

NEEDではなくWANTでキャリアを考える

どちらのセッションで話されていたのか記憶が曖昧になってしまいましたが、独自のキャリアを築くことを考える際に、マーケットに求められているNEEDではなく、自身が真に何がやりたいか、WANTによるといいと行った話がありました(勘違いかもしれませんが)。

ともすれば、私は市場評価を気にしてキャリアを選びがちな傾向がありますが、判断に困る選択肢が上がった際の最後の要素として参考にしたいと考えています。ボブ・ディランも心にしたがえば最後はきっとうまくいくといっていた気がします。(これも勘違いかもしれませんが)

総じて

今回のカンファレンスは「あなたのことを話してください」という裏テーマがあったようです。そのため、各発表はデザイナーの方々の発表ではありますが、キャリア感、どのようなことを考えて仕事をしているのか等エンジニアの私にとっても大変参考になる発表でした。

そろそろキャリアの方向性をしっかり決めていかなければならない年齢になったこともあり、身に染みる話が多かったです。本稿は勢いで書いたのであとで1日目のアーカイブを見た後に加筆修正できればと思います。アーカイブ動画が楽しみです。来年も開催されるなら是非参加したいなと思っています。