【Swift/Kotlin】SwiftのswitchとKotlinのwhenの対比

はじめに

条件分岐を実装する際にif else以外に Swiftではswitch、 Kotlinではwhenを使用します。 基本的にはiOS開発を行っていますので、Kotlinのwhen文を書く際に書き方を思い出すのに少し時間がかかることがあり、 学習の意味もかねて両者の比較を行います。

環境設定

以下の環境を使用しています。どちらもWeb上のPlaygroundです。

比較

Kotlinの条件分岐で使用されるwhenでは、 when (対象の値)の後に 条件 -> 式で分岐後の挙動を記載します。 デフォルトの条件(記載されている条件全てに当てはまらなかった場合)は else で記載します。 また、 Kotlinでは when式を変数に格納できることも特徴です。

enum class SampleValue {
    a,
    b,
    c,
    d
}

fun main() {
    var string = "sample"
    when (string) {
        "sample" -> {
            println("this is sample")
        }
        "hoge" -> {
            println("this is hoge")
        }
        "huga" -> {
            println("this is huga")
        }
        else -> {
            println("other")
        }
    }
    
    val constant = when (string) {
        "sample" -> "sample"
        else -> "others"
    }
    
    val sampleValue = SampleValue.a
    
    when (sampleValue) {
        SampleValue.a, SampleValue.b -> println("a or b")
        SampleValue.c -> println("c")
        SampleValue.d -> println("d")
    }
}

Swiftのswitchでは switch 対象の値の後に case 条件: 式の形で分岐後の挙動を記載します。 デフォルトの条件(記載されている条件全てに当てはまらなかった場合)は default: 式 で記載します。 また、Swiftではswitchをそのまま変数に代入することはできません。 似たことを行いたい場合はクロージャの返却値として代入する必要があります。

import Foundation

let sample = "sample"
let a:String = {
    switch sample {
        case "sample": return "sample"
        default: return "other"
    }
}()

switch sample {
case "sample": print("this is sample")
case "hoge": print("this is hoge")
case "huga": print("this is huga")
default: print("this is other")
}

enum Value:Int {
    case a = 0
    case b
    case c
    case d
}

let valueSample:Value = .a

switch valueSample {
    case .a, .b: print("a or b")
    case .c: print("c")
    case .d: print("d") 
}

8/29追記

Twitterにてアドバイスいただいたので追記します。 KotlinのwhenではSmart Castが効くようです。 具体的には下記のようなコードを書いたときに、is Intのように型の一致で式を実行する際、 式に入ったときにはすでにxはInt型にCastされているため、型キャストの必要がなくInt型として扱うことができます。

when (x) {
  is Int -> Do Something ( この段階で xは Int型として認識されているので x + 1 = 2となる)
  is String -> Do Something(この段階でStringとして認識されているため、たとえばx + 1 とすると 11のように出力される)
  else -> Do Something
}

[毎日Kotlin] Day9.Smart casts(スマートキャスト) | DevelopersIO